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脳科学者が「子供の習い事はピアノだけで良い」という5つの理由

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子どもの習い事の選択肢として、ピアノはどうかと迷っているけど、どんなメリットがあるの?楽器や音楽より、水泳などの運動系や英会話などの学習系を習わせた方が将来役に立つんじゃない?

そんなことはありませんよ! この記事では、 ピアノだけ習うことで、数学的思考や英語のリスニング力といった学力が高まる他、運動能力や表現力まで向上するというお話をさせていただきます。是非最後まで読んでくださいね。

脳科学者が「子供の習い事はピアノだけで良い」という5つの理由

実は、子どもの習い事の中でも、ピアノは昔も今も常にランキング3位に入る程人気があります。ピアノは、脳科学ですでに、「脳の発達に大変有効である」ということが実証されています。これは、両手で演奏する際、目で楽譜を追い、左右バラバラに手を動かし、ペダルを踏んで音を響かせる。これらを同時に行うマルチタスキングが脳の活性化につながるとされています。

「子供の習い事はピアノだけで良い」という5つの理由は以下です。

  1. 脳が活性化し、地頭が良くなる。
  2. 外国語が習得しやすくなる
  3. 数学的思考・記憶力・集中力が向上
  4. 音感・リズム感・絶対音感・運動能力が身につく
  5. こころが育ち、表現力・協調性が身につく

1. 脳が活性化し、地頭が良くなる。

脳には「白質」と呼ばれる白い部分があり、 子供の頃からピアノをしていると、この白質の密度が平均よりも高くなることがわかっています。 勉強は、理解と暗記を繰り返すことで自分の世界を広げていく作業です。白質の強度を高めることは、その作業をスムーズに継続するための下地(地頭)をつくることにつながります。

ピアノの演奏では、楽譜に書かれている音符を同時に読み、指にその音をひくよう指令します。両手に異なる動きを要求するだけでなく、テンポ、強弱、正しい姿勢の維持、呼吸など、ピアノを弾く時に意識しなくてはならないことは非常に多く、脳への影響が大きい、というのが研究者の主張するところなのです。脳の発達のためには、4歳より早く音楽教室に通わせるのが効果的のようです。

2. 外国語が習得しやすくなる

2018年、マサチューセッツ大学と北京大学は、幼少期のピアノの習得と子供の学習能力に関する研究(言語の識別能力)を共同で行っています。対象となったのは、4、5歳の75人。75人を、3つのグループに分け、①週3回、45分のピアノのレッスンを受ける ②読書トレーニングを受ける ③どちらも受けない という実験を半年実施。その結果が以下。

  • 母音の識別 ①②が③より断然秀でていた。
  • 子音の識別 ①のみ正しく識別し発音できた
  • ①は、脳波分析で、様々な音に対して②③より優れた反応を示した

ピアノを習ったことによって音に対してセンシビリティが発達し、聞き取るときも話すときも、抜きん出た結果になりました。ピアノは言語の習得にも効果が高いのです。

3. 数学的思考・記憶力・集中力が向上

ピアノは両手の異なる動きを暗記します。研究によれば、難しい曲を暗譜すればするほど、集中力が持続し記憶力が向上するそうです。こうした能力が向上することで、数学的思考に関わる脳の領域が発達することが研究で報告されています。

4. 音感・リズム感・絶対音感・運動能力が身につく

音感・リズム感はイメージしやすいと思います。 絶対音感を身に付けるには5歳までにピアノを始める必要があります。絶対音感を持っている人は、聞こえた音がピアノ88鍵盤上でどの音であるか正確に答えることができます。音感やリズム感は、ダンスやバレエはもちろんその他のスポーツにも役立つので、運動能力の向上につながります。

例えば、サッカーの指導においては、技術の習得と同様に、リズム感を磨くことも重視されています。多くのクラブチームがリズム感を鍛えるために、専用のトレーニングを取り入れています。

5. こころが育ち、表現力・協調性が身につく

ピアノが上達すると、初めて聞いた曲でも、ある程度は弾けるようになります。上手くなるとただ楽譜をなぞって弾くだけでなく、感情を込めて弾けるようになります。自分なりに工夫したり考えたりする「想像力」が豊かになり、考えたことを表す「表現力」にもつながります。また、音楽は、言葉を超えるコミュニケーションだと言われます。感動や感情の共有は、互いの時代や文化の違いも超越し、他者を受容する態度や、さらなる心の交流へと発展していきます。

本記事では、脳科学者が「子供の習い事はピアノだけで良い」という5つの理由を解説しました。ピアノだけで非常に多くのメリットが得られることがご理解いただけたかと思います。脳の発達や絶対音感を考えると、4歳ごろまでにピアノを始めるといいです。ただし、大前提として忘れてはいけないのは、子供がピアノに興味を持つかどうか、が一番重要です。興味を持たない場合、無理に継続しても思ったような効果が得られないので、別の習い事を検討した方が良いです。

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