
今回の記事では、「こどもちゃれんじ」じゃんぷ1月号の「こどもしょうぎ」についてレビューします。
1月に届くことにつき、息子はDVDの告知で知っていたようで、お父さんとやりたいと頻繁に話していました。この将棋は非常に良くできていると思いました。
- シンプルで子供が理解しやすい
- 短時間で勝負がつく
- 詰み以外に勝つ方法があり、奥深い
- 持ち運びに便利
【レビュー】こどもちゃれんじ1月号「こどもしょうぎ」が楽しすぎる件
もともといつか子供が大きくなれば将棋をやって見たいと考えていたので、とてもいい機会になりました。振り返れば、生まれてから、ジグソーパズル、トランプ(ババ抜き、七並べ、スピード、大富豪)、UNO等、少しずつできることが増えてきて、ようやく将棋かと思うと、成長したなぁと感慨深い気持ちになります。
シンプルで子供が理解しやすい
将棋って色々難しくて大変なゲームだと思うのです。駒を並べるのも、駒の動かし方を覚えるのも。通常、大人でも勝ち方が良くわからず、1個の駒を前に進めていって、ただ相手に取られてしまうといったことも珍しくありません。そもそも詰むってどういうこと?これを子供に理解させるのは至難の業です。
しかし、こどもちゃれんじ1月号の「こどもしょうぎ」は本当に良く練られています。3×4という小さな盤面で、駒の動かし方は駒に書いてあります。これなら子供はとっつきやすく、親も相手がしやすいです。さらに、しまじろうのキャラを使うことで、子供はすんなりと将棋の世界に入ることができてしまいます。素晴らしい教材だと思いました。
短時間で勝負がつく

1試合5分程度です。親側も数回の相手がしやすい。普通の将棋となると、時間がかかりすぎて、1回か2回が限界ですよね。また、うちは、寝る前にやることが多いですが、じゃああと1回だけやって寝よう!に使いやすくておすすめです。
さらに、小さい子供がいると、通常の将棋だと邪魔されて駒の配置がぐちゃぐちゃになって中断することもあります。こどもしょうぎであれば、直ぐ治せるし、最初からやり直しても苦ではありません。
詰み以外に勝つ方法があり、奥深い
素晴らしいアイデアとして、トライというルールがあります。これはラグビーのトライと似ていて、王将が相手の陣地に入ればトライが決まったとして、勝利となります。
子供に詰みという概念を理解させるのは難しいだけでなく、慣れていない親も相手を詰むのは簡単ではありません。ここに、このトライという誰でもわかるシンプルなルールが加わることで、子供はどうすれば勝てるかが単純にわかるのです。親として、相手にアドバイスもしやすく、負けてあげるのも容易になるのです。敢えてもたもたして、子供にトライさせて、上手だなぁと褒めてあげれば、子供はどんどんやる気になります。
これでも立派な将棋なので、こどもしょうぎを通して、子供は将棋に慣れ親しむことができるのです。そして、少しずつ、詰むという概念も理解し始めます。
持ち運びに便利

盤面は紙だし、駒も8個だけ。とにかくコンパクトに収納でき、軽いのでお出かけ先にも持っていけます。なんて素晴らしい教材を作ったんだと、関心させられます。
将棋というと、お母様はなかなか相手しづらいかもしれませんが、トライを意識すれば簡単ですし、お父様に相手させるというのも良いでしょう。将棋は論理的思考力が養われるようですので、お子様が興味を持たれるようであれば、是非相手をしてあげて下さい。
こどもちゃれんじは月額2000円程度で、2ヶ月で退会できて、いつでも再開できるので、この玩具を目当てに申し込みされるのも手かと思います。こどもちゃれんじについては以下の記事を参考にしてくださいね。