2020年から小学校の英語教育が変わり、幼児教育に英語を検討されるご家庭が増えていますね。我が家も、英語教育にどっぷりはまっている家族の一つです。
この記事では、おうち英語のこどもちゃれんじEnglish（「しまじろう」英語）を3年やってきた体験談をもとに、この教材の正しい活用方法を目的別に解説します。目的さえ明確であれば非常に優れたおすすめ教材ですよ。
私は小学生の時に、英会話を3年程習っていました。また、「おうち英語」だけでも複数の選択肢を試してきた経緯があります。さらに、ママ友、パパ友経由で、おうち英語の失敗談、経験談につき、複数の情報を持っています。ですから、比較的、信憑性の高い話ができると思います。 以下の３つの目的別に解説していきます。
- 英語に触れたことがない子供へのお試し
- 小学校入学の前の英語の準備
- おうち英語の維持
こどもちゃれんじイングリッシュの正しい活用マニュアル【目的別の効果を解説】
まず、大前提のお話として、２つのポイントを抑えて下さい。
- この教材単体ではネイティブのような英語は絶対に身につかない。
- 英語お試し教材としては断トツ１位
教材単体ではネイティブ英語は絶対に身につきません。 我々、日本人にとって、英語習得は非常に難易度が高いということを知っておいてください。言語には構成があり、英語と日本語は最も類似していない言語系統に分類されています。 ですから、日本人の親も基本的に英語が苦手で、親ができない英語を、子供に覚えさせるのは至難の業なのです。子供は言語習得の天才と言われていますが、この言語差の問題もあり、子供のレベルにあった英語を最低2000時間インプットが必要で、かなり大変です。
こどもちゃれんじEnglishの特徴として、日本語と英語で構成された教材となっているので、DVDの聞き流しという１点を見ても、上述の2000時間の達成は余計時間がかかってしまいます。また、ある程度英語ができる親目線で教材を見ていると、２、３年続けてもさほどレベルが上がらず、他の英語教材と比較すると、簡単すぎて物足りなく感じてきます。
しかし、英語お試し教材としては断トツ１位でおすすめします。それでは目的別に活用方法を見ていきましょう。
1. 英語に触れたことがない子供へのお試し
日本語と英語で構成された教材というのは、「お試し」目的になると、一気にメリットに変わります。英語のみで構成されていると、お子様はとっつきにくく、全く興味を示さない、英語が嫌いになる可能性もあります。例えばDVDでは、日本語と英語の両方で構成されているので、吸収すべき英語の量も少量におさえられていて、子供の負担になりにくい。さらに、日本語の説明がついているので、話の流れがわかりやすく、理解しやすい。さらに、日本語説明のおかげで、親も内容を理解できるメリットがあり、一緒に進めやすいです。そもそも、２ヶ月に１回教材が届く（年に６回）という少量カリキュラムなので、ゆっくりマイペースに進めることができます。また、日本語教材の「こどもちゃれんじ」同様に、DVDと内容の連携した楽しいおもちゃや絵本が付いてくるのも大きなメリット。英語初心者のお子様が英語に触れるという意味では非常に効果が高い教材です。
子供が興味を示せば、より本格的な教材に変えていけばいいし、興味がないことがわかれば英語学習を辞めればいい（途中解約が可能）。非常に低リスク、低予算（年20000円程度）で「おうち英語」ができるので、断トツ１位でおすすめです。さらに、こどもちゃれんじをすでに受講しているご家庭であれば、しまじろうというなじみ深いキャラクターの延長で学習でき、会員割引も受けられるので、メリットが多いです。
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2. 小学校入学の前の英語の準備
目的「お試し」と近いですが、そもそもネイティブのように英語ができることを期待していない場合、こどもちゃれんじイングリッシュは大活躍します。小学校入学前に少し英語に触れておいて、学校の勉強や受験で多少アドバンテージが取れれば良い、受験では苦手にならなければ良い、といった目的です。
この教材で得られる効果として、英語で自己紹介や挨拶ができるようになります。さらに、難易度の低い英単語（色、動物、虫、乗り物、形 等）が多数出てきて、ちょっとしたフレーズ「Let me try !（やってみる！）」等も身に付きます。
英語のできない友達に対して〇〇君、英語ができてすごいね！と感じてもらえるレベルには十分到達できるので、子供もやる気を出し、得意科目になる可能性があります。
3. おうち英語の維持
最後の目的は、「おうち英語」の維持です。ゆるいレベルで、低コストで維持という目的であれば効果を発揮します。大きく２パターンあります。
- 子供が興味を失ったが、おうち英語を続けてほしい場合
- 親の事情で他社の英語教材に挫折した場合
まず、最初は見てたけど、他に興味が移るなどして、DVDをあまり見なくなった場合は、こどもちゃれんじイングリッシュは他の教材より強いです。DVDは見なくても「しまじろう効果」や「おもちゃの質」で絵本やおもちゃは続きやすいのです。ディズニー英語などと比べても、英語力より、「遊びやすさ」に特化した玩具が多いので、それ単体で長く遊んでくれやすい。
次に、親の事情で他社の英語教材に挫折した場合に、活躍する場合があります。例えば、ディズニー英語では、2000時間のインプットの他に、親は 「Step by Step」というテレビ学習に付き合う必要があり、オリエンテーションに参加や、週一回の電話レッスンの取次ぎ等の役割があり、親も大変です。また、教材とは別に、月額の会費の負担も大きい。転勤や仕事の事情等で、親がカリキュラムを継続できなくなる場合、こどもちゃれんじEnglishに切り替えて取り合えず親は介入しない、出費を抑えるという継続の方法があります。まさに、ゆるく、低コストで継続するなら効果的な教材なのです。
いかがでしたでしょうか。この記事では、おうち英語のこどもちゃれんじEnglish（「しまじろう」英語）の正しい活用方法を ３つの目的別に解説しました。目的さえ明確であれば非常に優れたおすすめ教材です、是非、チャレンジしてみて下さいね。
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