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ほぼ失敗に終わる「おうち英語」を成功させる3つの認識

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幼児の英語教育で「おうち英語」を検討しているけれど、やり方がわからない。既に「おうち英語」を始めているけど、継続できる気がしない。既に挫折した。このようなお悩みを抱えていらっしゃる方が多いと思います。

この記事では、まず、英語教育の難易度が高い理由を理解していただき、「おうち英語」を通して、英語教育を成功に導くための、重要な3つの認識について解説します。是非、最後まで目を通してください。構成は以下です。

  • 子供の英語教育には相当覚悟が必要と認識せよ
  • 日本の英語教育は脆弱で信用できないと認識せよ
  • 親と子が一緒に英語を身に付けるのが近道と認識せよ

私は小学生の時に、英会話を3年程習っていました。そして現在、「おうち英語」として、5歳の息子に3年間、こどもちゃれんじEnglish、1年以上、ディズニー英語システム(DWE)をしてきた経験があります。さらに、ママ友、パパ友経由で、DWEの失敗談、経験談につき、複数の情報を持っています。ですから、比較的、信憑性の高い話ができると思います。

おうち英語のおすすめ教材については以下の記事を参照ください。

おうち英語】おすすめ教材を徹底解説!【お試し編】

子供の英語教育には相当覚悟が必要と認識せよ

この記事を読んでいる方は、英語教育において、英会話や英語塾ではなく、「おうち英語」という家庭学習を検討されているという意味で、塾だけでは英語のインプットが圧倒的に足りないという事実をご存じの方が多いでしょう。この記事では、そういう話は割愛させていただきます。

まず「おうち英語」について質問です。

  1. CDやDVDを流すだけで英語が話せるようになる
  2. 親は英語で子供と話す努力をしなくてよい
  3. 子供は英語に興味ないが、習得させたいからやる

1個でもYESがあれば、「おうち英語」は辞めるべきです。考えが甘い家庭はすぐ挫折します。時間とお金の無駄です。逆に、その難しさを認識し、努力を継続する覚悟ができているなら、あなたのお子様は世界に通用する英語力を身に着ける可能性が高まります。

営業マンは仕事と割り切って、上述のような営業トークを平気でします。英語は、他の習い事の水泳やピアノとは全く違う次元にあることを知ってください。中途半端に英語をやるくらいなら、幼児期の教育は非常に重要なので、別の習い事から得られるメリットを享受した方が何倍も有意義です。

私は次のような場合のみ、「おうち英語」をおすすめします。まず、大前提として、子供が英語に興味を示している。例えば「こどもちゃれんじ」等の幼児教材のおまけでついている英語体験に子供が興味を示した場合。子供に毎日CD・DVDを見せることや、その他カード等の課題を毎日やらせる環境を整え、継続することができる。随所で褒めて興味を引き出すことができる。親も子供の教材の理解を深めて英語に触れ、子供と英語で会話する努力を惜しまずに続けることができる。非常にお金と時間がかかることを理解している。子供が興味を失ってやめてしまうリスクを認識している。

日本の英語教育は脆弱で信用できないと認識せよ

日本の英語教育は脆弱です。基本的に何も信用しないでください。英語が必修になる等、教育機関は手をうちますが、皆さんは学校教育で英語が話せるようになると思われますか。当然NOです。まず、効果的なノウハウが存在しません。教師も何が正しいかわからず、できることをやっているだけです。ネットでは多くの誤った情報が乱立しており、何が正しいのかもわからなくなっています。

2019年、日本人の英語力ランキングは世界100か国の中で53位。毎年順位が下がっているのをご存じですか。主要な理由の一つに、 日本の英語教育が脆弱であるという問題 。日本語と英語の言語構造が全く違うという点があり、英語と類似の言語を持つ、ヨーロッパの人等と比べると大きなハンデがあります。言語の習得能力は幼児期をピークにどんどん衰え、日本語に存在しない音は、発音できない、聞き取りできない、ということになります。

安易なアイデアとして、①幼少期に英語を始めれば克服できる、②ネイティブの先生に教われば克服できる、とよく言われますが、甘くありません。幼少期に始めれば、その時点で音が聞けるかもしれませんが、身近な存在の親が英語を話さないので、使うこともなく忘れてしまいます。週1回の塾では練習の機会が足りません。ネイティブの先生に教わったとしても問題は解消されません。むしろ、ネイティブには、日本人が英語ができない本質がわからないのです。

しかし、世界での英語の重要性は年々高まっており、世界の英語力が高まる一方で、日本の英語力はついていけず、ランキングを落とし続けています。英語が苦手な親は、あまり効果のない英会話に通わせて満足し、英語が全く身についていない悲惨な状況に気づかずに、英語教育にお金を投資し続けてしまう。英語塾はそれで儲かるから、成長しない。結果、日本には英語が身につかない英会話スクールが乱立。日本の英語教育を信用しないで欲しいのです。ランキングがその裏付けです。

親と子が一緒に英語を身に付けるのが近道と認識せよ

言語を身に付けるには、大量のインプットとアウトプットが必要です。子供が会話する中心は家族です。本気で子供に英語を習得させたいと思うなら、親が英語でインプットとアウトプットを補ってやるしかないと私は考えています。例えば数か月に一度、DWEのイベントに参加してネイティブの先生と英語で話してこいと言ったとして、日頃から英会話の練習をしていない子供が英会話できるわけがありません。暗記している歌やフレーズを言うことしかできないはずで、これは英会話ではありません。

英語は、①聞いてわかる(リスニング)、②読んでわかる(リーディング)、③言いたいことが話せる(スピーキング)と大きく3ステップあります。これらを部分的に補うという観点で見ると、優れた教材や英会話塾があるのは事実です。①②③全てを体系的に習得させるには、組み合わせるしかないのです。

「おうち英語」の教材には English Only(日本語解説のない教材)のDVDがおすすめです。ネイティブの英語を大量にインプットさせるのに、日本語解説は邪魔です。発達段階のレベルにあったDVD、CDを毎日聞かせる。DVDは映像があるので、映像と音声がワンセットで意味が理解しやすい。CDは食事中や車の移動中にそれを補う役割。それを子供だけでなく、親もやってください。歌やフレーズを下手でもいいから風呂等で口に出す(アウトプット)のです。英会話は一人ではできません。二人で初めて成立します。子供と一緒にやっていたら簡単な英会話ができるようになります。私は、保育園に自転車で送るときに、英会話の時間を設定しており、お風呂ではたまに英語クイズをやります。絵本やカードがセットになっている教材であれば、リーディングも補えます。

本来、言語とは、興味とは関係なく意思疎通を図るための手段でしかありません。日本人は、日本語に興味などなくても、日本語を使いますよね。英語のネイティブではない我々が、英語を第二か国語として設定するのであれば興味を持ってやるしかありません。裏を返せば、英語を身に付けるには、コミュニケーションの手段として使っていくしかないのです。そして、身近で気兼ねなく話せる親が相手になるのが一番いいのです。 親と子が英語初心者からスタートして、英語を身に付けていく。そこに親であるあなたが楽しみを見いだせたら、きっと、子供はついてきます。そして、中級者、上級者を目指してください。習慣化してしまえば、勝ちです。

さぁ、あなたは「おうち英語」を親子でやる覚悟はできましたか。

おうち英語】おすすめ教材を徹底解説!【お試し編】

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