最終更新日:2020/08/08
投稿日:2020/08/06
夏休みですね!自由研究に鳥の羽根の研究はいかがでしょうか。
とりの羽を探して野山を駆け巡るのは健康にも教育にもよく、おすすめ!
夏は鳥の羽根がたくさんおちる
鳥は換羽といって、夏に羽根が生え変わるので、羽根が手に入りやすいんです。学校や公園、庭、道路、野山、河原、どこにでも落ちています。青、黄といった珍しい色の羽や、猛禽類の巨大な羽根が手に入ると楽しいですよ。羽根探しは宝探し感覚で取り組めます。これを機に、鳥好きになる子もいます。見つけた羽根はビニール袋に入れて持ち帰りましょう。
注意点
熱中症にはくれぐれも気をつけてください。帽子、水分補給を忘れずに。また、下ばかり見ていて車や自転車にぶつからないように注意してくださいね。
羽根には菌やウイルスが付着していることがあるので、集めた後は手洗いをし、羽根も石鹸であらってからノートに貼るようにしましょう。ノートの場合は上からラップで貼ると衛生的ですし、袋状のルーズリーフのようなフィルムにいれて自由研究をまとめるのも手です。
死んでいる野鳥を見かけることがありますが、特に菌やウイルスが多く付着しているので死んだ鳥からは羽根を取らないようにしましょう。
研究テーマ
集めた羽根の中で、特にお気に入りを見つけて、何の鳥の何の部分か予想してみましょう。長い羽なら長さを測ってみましょう。一番外側の風切羽かもしれません。風切は飛ぶための羽です。他にはたんぽぽの綿毛のような羽根があり、これは体羽といって体を温める羽根ですね。青くてきれいな羽根は、カモの次列風切かもしれません。これは求愛行動に使う羽根。
集めた羽根に水をかけてみましょう。水鳥の羽は驚くほど乾くのが早いです。
このように、好奇心の赴くままに、自由に研究テーマを設定して、自由にノートをまとめてみましょう。何の鳥かはこのサイトの「鳥のもくじ」から探してみるとわかりやすいですよ。
この研究を通して、鳥や羽根に興味を持てば、野鳥の会に参加してみるのも面白いですね。