最終更新日:2020/08/07
2020/06/27 近所のイオン
チョウゲンボウの羽根ゲット
珍しい鳥の羽根は滅多に手に入りません。例えば、ある場所で鳥Aを見たと聞いて、そこに行って羽根を1日探しても無いことがほとんど。羽根は簡単に落ちません。大きな川等であれば、そもそも近づけないので手に入りません。
今回、野鳥の会の中学生の子の情報でチョウゲンボウの巣立ちを観察したとのことでしたので、情報をもとにチョウゲンボウの羽根を息子と探しに行ってきました。
1. イオン横の携帯ショップ周辺に巣があった
2. 近くの屋根に親もヒナも頻繁に止まっていた
3. ヒナが飛ぶ練習をしていて、10日前に巣立った
4. 3月に巣を見つけたが、フンの痕跡から、過去にも来ていた気がする
5. フンが付いていたが羽根があった気がする
6. ネズミなどを捕まえてヒナに与えていた
止まっていたという建物、携帯ショップ周辺、イオン周辺をくまなく歩き、羽根を探しました。(しかし、建物の駐車場は立入禁止で簡単ではない)
例えば、ネズミがいそうな配管回りに羽根が数枚落ちていて、ボロボロでも集める、を繰り返す。(洗えばある程度回復する)
チョウゲンボウのものと思われる羽根は添付のもので、これは、ドコモ横の自転車置き場に、ボロボロになった泥だらけの羽根があり、最初はハト羽根かと思いましたが、白っぽい斑点が見えたのでもしかして?と息子と期待して持ち帰り、洗って乾かして姿が見えました。
図鑑やネットで調べましたが、チョウゲンボウは小型の猛禽で、15cmは初列風切の可能性大です。いままで、このような斑点のある羽根は見つけたことがなく、まさかこんな近所で手に入るとは驚きでした。「野鳥の羽」図鑑で見ると、少し羽の模様が違う気もしましたが、ネット等で色々調べて、このサイズで、斑点がある猛禽となるとチョウゲンボウの確率が高そうです。
同じページに貼っている他の羽根に、数枚、茶色っぽい羽根がありますが、チョウゲンボウにしては小さい。おそらく、チョウゲンボウが獲物にしたスズメやセキレイではないかと息子は言っています。図鑑で、好物がネズミ、スズメ、昆虫 となっています。