最終更新日:2020/08/04
2020/02/15 桂川
セグロセキレイの羽根
セキレイと言えば、河原でよく見かけますね。しっぽを上下にピンピン振るので特徴をとらえやすい鳥になります。ハクセキレイとの区別が結構難しいですが、図鑑で顔や全体を見比べると違いがわかると思います。
ハクセキレイがWhite wagtailに対して、セグロセキレイがJapanese wagtailって面白いですね。日本の固有種なのか、日本で最初に見つかったのか、また調べてみたいと思います。
桂川でまとまって落ちていたこの大量の羽根。2月という時期にまとまって落ちていたので、おそらくオオタカなどの猛禽類にやられた跡だと思われます。
これだけ標本が多いにもかかわらず、息子も私もこの羽根を落とした鳥は何であるかずっとわからずにいました。ヒヨドリ?ムクドリ?ツバメ?自分たちがまだ知らない小さな野鳥?どの図鑑を見てもなかなか決め手がありません。
2020/8/6時点で、私と息子は、これがセグロセキレイの羽根ではないかという結論を出しています。灰色のふさふさは別の鳥?として、これだけ大量に羽根があるのに、風切羽根らしき羽根がない。つまり、先端が黒い羽根が初列風切(一番大きな羽根)と考えられ、このサイズで黒~白で構成されているとなると、セキレイの可能性が高い。ハクセキレイとセグロセキレイでも悩みましたが、図鑑やインターネットの情報から、セグロセキレイの可能性が高いと判断しています。また、羽根を集めて考えが変われば共有しますね。