図鑑からWEBへ!AI時代の攻略はアウトプットにあり!
【あきみの式】好奇心からスーパーキッズへ【図鑑・上級編2】


最終更新日:2020/08/05
投稿日:2020/08/05

「リアル → 図鑑サイクル」を続けていると知的好奇心が刺激され、自らどんどん勉強をする体質になり、小、中、高校生で学習にプラスに働くだけでなく、AI社会でも活躍できる人材に育つという話をしてきました。

今回は「あきみの式」上級編2になります。図鑑からAI社会で必須となる、アウトプットの強化、インターネットのスキルを以下に身に付けるか、について詳しく解説します。

アウトプット型の教育の重要性

まず、アウトプット型の教育の重要性について。

日本の教育は知識の詰込、公式の丸暗記といったインプット重視の教育が主体。これに対し、アメリカでは、習ったことをディベートやディスカッションしてアウトプットする教育が主流となっています。インプット中心では、知識を上手に引き出すことが出来ず、社会では使えない人材になりやすく、AI時代では知識ではロボットに勝てません。これからは、多くの知識をうまく組み合わせて独自の提案をしたり、組織を束ねてリーダーシップを発揮するような人材が求められるのです。日本のセンター試験で記述が採用されたのは、アウトプット型教育の重要性が認識されたからだと言われています。

AI時代の攻略1:アウトプットの強化

中級編で、ノートまとめを通して、野鳥の会に参加するという提案をしました。個人から団体へ好奇心の対象を広げていくことで、今まで得てきた知識や経験を、仲間と共有したり、ディスカッションする機会に繋がるのです。アウトプットの良い例です。

中級編だけでも十分なのですが、上級編では、アウトプットの効率をさらに加速させるために、インターネットを活用します。実は多くの野鳥の会では専用の掲示板を設けていて、そこに投稿して仲間と交流、ディスカッションができる場が用意されているのです。概ね、この掲示板は、所属している野鳥の会のメンバーしか確認できないので、アウトプットできる対象は限定的ですが、子供にとって、月に1回の野鳥の会だけではなく、いつでも好きな時にアウトプットできるというのが大きなメリットになります。また、幼児にとって、手書きや言葉ではなく、インターネットで文字を入力したり読んだりするという能力はAI時代で活躍するうえで必須スキルになってきます。

以下、実際に息子が投降した掲示板のやり取りです。


AI時代の攻略1:インターネット・スキル強化

幼児が、掲示板に投稿するための具体的な方法ですが、親が写真をPCかスマホから掲示板にアップロードします。(画像の容量の問題でスマホの画像がそのままアップロードできないことが多い為、親がサポートする)そして、子供に親のスマートフォンを渡し、気づいたことや伝えたいことを子供にひらがなで書かせます。スマートフォンの文字の打ち方は、「ノートまとめ」でひらがなをある程度マスターしている前提でいうと、教えれば簡単に身に付けます。フリック入力がおすすめですが、あ行を5回押して「お」にするという入力でも問題ありません。ひらがな構造に自信が無ければ平仮名表を用意しておきましょう。

幼児にスマホやネットを与えるというと、早すぎるのではないかという意見もあると思います。しかし、考えて見て下さい。小学生になると、こどもは周りに合わせてスマートフォンを使うようになります。スマホを保持する年齢は時代とともに低年齢化が進むでしょう。(2020年データでは、小学生の5割がスマートフォンを所持)小学生にもなると、親がどのように制限したとしても、外で友達経由で自由にスマートフォンを使うので、多くの場合、ゲームや動画視聴に多くの時間を費やすことになります。一方で、幼児期にノートまとめを掲示板に投稿するという用途に限定して親のスマートフォンをレンタルするというやり方であればゲームや動画に心を奪われることなく、文字を入力する、デジタルに慣れる、アウトプットに頭を使うといった、鍛えたい能力に特化して親が監修することが出来るのです。5歳前後でこのスキルを身に付ければ、小学生からプログラミングするといった道にもスムーズに入っていけます。 ネットのアウトプットの場は掲示板だけでも十分ですが、無料ブログや、独自ドメインを取得して成果をインターネットにアップロードしていけば、対象は日本全国、英語を活用すれば、世界にもアウトプットしていけます。可能性がどんどん広がりますね。