【リアル → 図鑑】の応用!幼児がお金をマスターする裏技!
【あきみの式】好奇心からスーパーキッズへ【図鑑・上級編1】


最終更新日:2020/08/01
投稿日:2020/08/01

あきみの式でお馴染みの「リアル → 図鑑サイクル」。これを続けていると知的好奇心が刺激され、自らどんどん勉強をする体質になり、小、中、高校生で学習にプラスに働くだけでなく、AI社会でも活躍できる人材に育つという話をしてきました。

今回はいよいよ上級編!中級編までで説明してきたノート活用術にプラスの付加価値をつけることで、子供の潜在能力はさらに高まります。 おすすめのノート活用術として、2つ提案させて頂きます。 今回も「鳥の羽根」を例にします。

子供専用を子供に買わせる

まず1つ目が、幼児のお金マスターの肝となる提案です。その方法とはズバリ、ノート活用で使う子供専用の文房具や、観察に使う双眼鏡などを、子供に買わせることです。

この提案からは大きく3つ得るものがあり、どれもAI時代を生き抜く上で重要です。

1.好奇心の定着、2.お金を学ぶ、3.度胸がつく

何事も道具を揃えるというのは基本であり、自分の専用の物を持つことで、子供の好奇心、興味はより強固に定着するようになります。リアルを探しに行くときや、野鳥の会に行くときには自分で道具を用意し、帰宅したらノートまとめで使い、決められた場所に自分で片づけます。

子供に買わせるというのは、安い文房具は100円均一等で大抵揃うので、例えば300円とか500円をあげて、必要な文房具などを徐々に買い足していきます。お釣りは子供の財布で管理します。ポイントは親が子供のために買い与えるのではなく、与えるのはお金で、買うのは子供という点です。出ていくお金に大差はありませんが、幼児にとっては意味合いが大きく異なります。

買う時は的外れなものを買わないように一緒に考えてあげて、売場を探すときや、買う時は子供に店員とやり取りをさせます。こうすることで、社会ではお金で物を買うことが出来る、お金を大切に管理する必要があるということを学んでいくとともに、お店でわからないことがあれば店員に自分で聞けば解決できる、お金があれば自分でも購入できるということも学んでいきます。幼少期にこれを繰り返すと、対人に非常に強くなります。できれば、お小遣い帳もつける癖をつけると、お金、数字にさらに強くなっていきます。

息子の場合、文房具(シャーペン、えんぴつ、ラップに書けるペン、消しゴム、定規、虫メガネ、ノート、小図鑑、全部入るクリアケース)、双眼鏡、全部入れるリュック等を買いました。一気に買わず、少しづつ買い足して練習するのが良いです。少し高額なものは誕生日プレゼントでも良いです。


ノートでコレクションを集める

上級編1では、もう一つ提案しておきます。

ノートでコレクションをしていきましょう。ノートに貼れるもの、鳥の羽根、押し花、写真など、考えると色々あります。子供は何かを探したり集めたりするのが大好きな生き物。これをモチベーションにすることで、好奇心、興味がさらに定着するようになります。珍しい鳥の珍しい色の羽根を見つけると大興奮しますね。

ノートに貼れない動物や虫、魚等の場合は、写真を撮って貼っていくといいです。私の息子は鳥の写真も貼っています。ユリカモメがいっぱい飛んでいる光景を写真に撮り、落ちていた白い羽といっしょにノートにまとめるというやり方です。写真は上述のお金の勉強に最適な方法でもあり、スマートフォンで撮影した写真を31、32円程度で現像してもらえるサービスが多くのショッピングモールにあるので調べて見て下さい。毎回お金がかかってもったいないと思うかもしれませんが、現像を週に2、3枚としておけば100円以下です。子供に100円渡し、カメラのキタムラ等で買い物の練習をさせることもでき、とても良い勉強になるのです。


さらに、コレクションは長さを測ったり、虫眼鏡で見てみたりして、気づいたことをノートに書いていくと思わぬ発見があったりして、観察力や物を数値化して比較する能力などが伸びていきます。最高サイズを記録するという、楽しみ方も楽しいですね。