最終更新日:2020/08/01
投稿日:2020/07/30
あきみの式でお馴染みの「リアル → 図鑑サイクル」ですが、これを続けていると知的好奇心が刺激され、自らどんどん勉強をする体質になり、小、中、高校生で学習にプラスに働くだけでなく、
AI社会でも活躍できる人材に育つという話をしてきました。
今回の記事では、具体的に図鑑教育(ノート作成も含めて)で、どのような能力が身につくのか、また、そのプロセスについてもお伝えしたいと思います。工夫することで想像を絶する種類の能力アップが期待できるのですが、番外編1ではその基礎を紹介します。私の息子の場合、好奇心の対象は「鳥の羽根」ですから、これを例にします。
幼児が図鑑から得られる驚くべき3つの能力とは!
学校教育で役立つ重要な基礎3つが身につきます。
1.文字の読み書き(平仮名、カタカナ、漢字)
2.検索能力が身につく
3.数字に強くなる
順を追って解説していきます。
1.文字の読み書き
鳥であれば、鳥の名前をたくさん覚えます。
マガモ、トビ、ヤマドリのように、種類についてはカタカナで記載されていることが多く、平仮名のふりがなが付いているものも多いです。
それぞれの鳥については、生息地や特徴の解説が平仮名、漢字で解説されており、ふりがながついています。何度も繰り返し図鑑を見ることで、ひらがな、カタカナ、漢字の読みに強くなります。また、ノートにまとめることで、ひらがなやカタカナが書けるようになります。まとめる際、曜日や場所等を漢字にする練習をしていけば簡単な漢字が書けるようになります。
例として、「2020/07/01(水)近くの池」 のような記載です。
2.検索能力が身につく
図鑑は、調べたい対象を探すところから始まります。数字でページ検索もあれば、中には色や季節等で検索できる工夫がされた図鑑もあります。インターネットで検索できない幼児にとって、図鑑の検索は、
一人でものを調べることが出来る唯一の手段となり、子供単独で知識を増やしていくことが出来る優れたツールなのです。親の知識を超える可能性すら秘めているのが図鑑の魅力なのです。
3.数字に強くなる
上述した検索において、ツバメは52ページ・・・のように数字を理解していないと思うように目的のページにたどり着くことはできません。これをきっかけに子供は数字に強くなっていきます。図鑑は通常100ページを超えるため、3桁の数字を容易に理解します。最初は検索が遅く、親が手伝う必要がありますが、日々繰り返すことで驚くスピードで子供は検索できるようになってきます。
いかがだったでしょうか。今回紹介した【あきみの式】「リアル → 図鑑サイクル」によって身につく能力は、ほんの一部です。次回はまた詳しく身につく能力について解説させて頂きますね。